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エスジーエルってナニ?

皆さんこんにちは。
今回はカクイチ製品に使用している材料の紹介です。

 

ガルバリウム鋼板

皆さんガルバリウム鋼板ってご存知ですか?僕はこの業界に入るまで聞いたこともない言葉でした。ただこのサイトに来られている方の中にはご存知の方もいらっしゃると思います。良い倉庫・ガレージを探そうと思うと、やはり素材が大切。気になりますよね。

 

ガルバリウム鋼板とはいわゆる鉄板。薄い鉄の板です。折り曲げ、加工し屋根や外壁に使います。いわゆるトタン板のバージョンアップ版です。

 

もちろんカクイチの製品もガルバリウム鋼板を使用しています。20~30年前のトタン板に比べると、本当に性能が良くなりました。

 

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ガルバリウム鋼板を超えたガルバリウム

今日ご紹介するのが、そのさらにバージョンアップ版の新素材、日鉄住金鋼板さんから発売されているエスジーエル鋼板です!エスジーエル...良さが伝わりにくい。

 

~エスジーエルの名称の由来~

 

ジーエル(GL)がガルバリウムを指し、エス(S)はSuperior(上質な)Special(特別な)Super(超越した)を指します。

 

つまりスーパーなガルバリウムなんです。

 

エスジーエルテキスト

(日鉄住金鋼板(株)HPより)

 

どこがスーパーなのかご紹介します。

 


エスジーエルのめっき構造は、ガルバリウム鋼板の高耐食性を支える「三次元網目構造」を維持しながら、約2%のマグネシウムを添加。亜鉛リッチ層にマグネシウム濃化層が共存する構造になっています。

 

マグネシウムは亜鉛リッチ相と共存し、より緻密な亜鉛酸化被膜を作る効果を持ちます。

(引用:日鉄住金鋼板(株)HP)


 

難しすぎてさっぱりですね(笑)

 

ガルバリウム鋼板の3倍の耐食性

ざっくり説明すると、エスジーエルは従来のガルバリウム鋼板をベースにマグネシウムの防錆効果をプラスし、ガルバリウム鋼板の3倍の耐食性を実現したとのこと。

 

もともとガルバリウムは亜鉛とアルミをまぜたもので鉄を覆っていて、先に亜鉛が抜けていき、その隙間をアルミが膜を作って鉄を守る。そんな雰囲気。(あくまでもイメージです)

 

その機能をもってしても対応しきれないような厳しい条件では、アルミのフォローが間に合わず、錆が出てきてしまうケースも。エスジーエルはマグネシウムの効果で、より厳しい腐食条件でも錆が出づらい、ガルバリウム鋼板を超えたガルバリウムなんですね。


エスジーエルめっき構造

日鉄住金鋼板(株)HPより

(日鉄住金鋼板(株)HPより)


日鉄住金鋼板さんのサイトに詳しく載っています。もっと知りたい方はこちらへ。

http://www.nisc-s.co.jp/products/plating/03/

 

カクイチの広スペースハウスはエスジーエル!

質で勝負するカクイチが、こんないい素材放っておくわけありません。

 

もちろん即採用。

 

SO6_0826

カクイチの主力製品『広スペースハウス』に採用しました。理由はやはり、広スペースハウスを買って頂くお客様の期待に応えるため。

 

広スペースハウスは丈夫で長持ちすることが強みの製品。鉄骨の塗装が良いだけではなく、使っている壁板・屋根板の素材にもこだわることが、お客様の期待に応える事だというカクイチの意志です。

 

ちなみに採用前と後の本体価格は増減ございません。カクイチが勝手にアップグレードしました。珍しい会社ですよね(笑)

 

今後もエスジーエルの広スペースハウスを宜しくお願いします!